スコットランドスコッチ

ジョニーウォーカー ブルーラベルのレビュー【何層にも重なる繊細な味わい】

総合評価4.0
ジョニーウォーカー ブルーラベルのレビュー【何層にも重なる繊細な味わい】

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今回は、ジョニーウォーカーの最高峰「ブルーラベル」をレビューしていきます。

ジョニ赤やジョニ黒と同じシリーズの一番上にあたるボトルで、青いガラス瓶と1本ごとのシリアルナンバーが目印。贈り物の定番としても知られる一本です。

この記事では、香りや味わいに加え、ストレート・ロック・ハイボールでの違いを紹介します。

この記事の結論

  1. 1りんごや蜂蜜、花のような香りに、穏やかなスモークが重なる
  2. 2何層にもなった繊細な味わいを、ストレートでじっくり楽しめる
  3. 3ハイボールもおいしいが、繊細さが薄れるのでストレートが一番
  4. 4ウイスキー好きへの贈り物や、特別な日の一本に

基本情報

商品名ジョニーウォーカー ブルーラベル
メーカーディアジオ(日本の輸入元はキリンビール)
蒸留所スコットランド各地のモルト・グレーン原酒
産地スコットランド
分類ブレンデッド
度数40%
容量750ml
参考価格21,000円前後(税込・2026年10月時点)
おすすめの飲み方ストレート

ジョニーウォーカー ブルーラベルとは

ジョニーウォーカーは、世界でいちばん売れているスコッチウイスキーのブランドです。赤、黒、緑、金と色の名前で呼ばれるラインナップがあり、ブルーラベルはその最高峰にあたります。

造り手のディアジオによると、熟成庫に眠る原酒のうち「1万樽に1樽」しか選ばれない原酒だけを使っているとのこと。熟成年数の表示はありませんが、長期熟成の原酒も含まれていると言われています。どの蒸留所の原酒を使っているかは公表されていません。

ボトルは青みがかったガラス製で、1本ずつシリアルナンバーが入っています。度数は40%で、日本で流通しているのは750ml。価格は2万円前後と、シリーズの中では別格です。

ポイント

  • ジョニーウォーカーの最高峰。「1万樽に1樽」の原酒を選んで造る
  • 熟成年数の表示はないが、長期熟成の原酒を含むとされる
  • 青いボトルに1本ごとのシリアルナンバー。750ml、40%

同じジョニーウォーカーのグリーンラベル15年と、15年シェリーフィニッシュは別の記事で紹介しています。

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香り・味・余韻

それでは、実際に飲みながら香り・味わい・余韻をチェックしていきます。

香り

グラスに注ぐと、熟したりんごと蜂蜜のような、上品で華やかな香りが広がります。白い花のような香りもあり、派手ではないのに引き込まれる香りですね。

その奥には、オレンジのような柑橘、ドライフルーツ、バニラの甘さが重なります。ジョニーウォーカーらしいスモークもありますが、あくまで控えめで、全体に溶け込んでいる印象です。

40%とは思えないほどアルコールの刺激がなく、香りだけで時間をかけたくなります。

味わい

口当たりはシルクのようになめらかで、りんごの果実感と蜂蜜の甘さがゆっくりと広がります。引っかかりがまったくなく、するりと入ってくる感覚です。

少し置くと、ナッツの香ばしさ、ダークチョコのようなコク、ほのかなスパイスが順番に現れます。ひとつの味が主張するのではなく、繊細な味がいくつも重なって、口の中で少しずつ移り変わっていくのがこのボトルの魅力ですね。

後半には穏やかなスモークが顔を出し、全体をきれいにまとめています。甘さだけでは終わらない、品のある味わいです。

余韻

飲み込んだあとには、蜂蜜の甘さと、やわらかなスモークが長く続きます。スパイスの温かみと花の香りが鼻に抜けていき、余韻はかなり長めです。

少量でもしばらく香りが残るので、一口ごとに間を置いて楽しみたくなる飲み終わりですね。

飲み方別の評価

ストレート・ロック・ハイボールの3つの飲み方で試してみます。

ストレート5.0

このボトルは、とにかくストレートが最高です。りんごと蜂蜜の甘さ、花の香り、ナッツやチョコのコク、最後のスモークと、繊細な味が何層にもなって順番に現れます。その変化を一口ごとに追いかけるのが楽しいですね。

40%なので刺激はほとんどなく、ゆっくり口の中に留めても辛さを感じません。ブレンデッドでここまで複雑な味を、これほどなめらかに飲めるボトルは多くないと思います。

ブルーラベルを買ったら、まずはストレートで、できれば時間をかけて飲んでほしいです。

ロック4.0

氷を入れると、甘さが抑えられて、スパイスとスモークが前に出てきます。口当たりはさらにクリーミーになり、これはこれでおいしい飲み方です。

ただ、ストレートで感じた何層もの味の移り変わりは、少し単調になりますね。冷やすことで香りも閉じるので、このボトルの繊細さを楽しむには向いていません。

甘さが強いと感じた人や、ドライな味が好きな人には合うと思います。

ハイボール3.5

炭酸で割ると、りんごの果実感と蜂蜜の甘さが軽やかに広がる、上品なハイボールになります。後味にほのかなスモークが残り、普通においしいです。

ただ、炭酸で割ることで、ストレートにあった繊細な味の重なりはかなり薄れてしまいます。おいしいことはおいしいのですが、この価格のボトルをわざわざハイボールにする意味は、正直あまり感じませんね…。

ハイボールを楽しみたいなら、ジョニ黒やグリーンラベルの方が向いていると思います。

ジョニーウォーカー ブルーラベルのネットでの評判

ネット上の情報から、良い声と気になる声をまとめました。

良い声

  • 複雑で多層的なのに、なめらかで誰が飲んでもおいしい
  • ブレンドの技術が光る、ジョニーウォーカーの最高峰にふさわしい味
  • 贈り物や自分へのご褒美に選びやすい

気になる声

  • 2万円前後と高く、同じ価格ならシングルモルトの方が良いという声
  • 40%で軽めなので、飲みごたえを求めると物足りない
  • 個性が穏やかすぎて、印象に残りにくいという意見

評価されていたのは、複雑さとなめらかさを両立したブレンドの完成度。「飲むたびにいろいろな味がする」「何層にもなっている」という表現が多く、おすすめの飲み方はストレートが圧倒的でした。ロックやハイボールは「おいしいがもったいない」「繊細さが失われる」という声が目立ち、ここは自分の印象とも一致します。

一方で、価格についての意見は分かれています。「価格に見合う」「定価を安く感じるほど」という声がある一方、「同じ金額を出すなら他の選択肢がある」という意見もありました。40%という度数を残念がる声や、個性が穏やかすぎるという海外のレビューもあります。

味の方向性は上品で穏やかなので、強い個性や飲みごたえを求める人ほど評価が割れるのだと思います。

ジョニーウォーカー ブルーラベルの評価まとめ

ストレートおすすめ5.0
ロック4.0
ハイボール3.5
コスパ3.5
総合4.0

りんごと蜂蜜の甘さ、花の香り、ナッツとチョコのコク、最後に穏やかなスモーク。繊細な味が何層にも重なって、一口ごとに移り変わっていく。ブレンデッドの完成形といえる一本でした。

飲むなら、ストレートが一番です。ロックやハイボールもおいしいのですが、この価格で手に入れた繊細さを削ってしまうのはもったいないですね。氷も炭酸も入れず、時間をかけて飲むのが、このボトルの正しい楽しみ方だと思います。

価格は2万円前後と高いですが、特別な日に開けたり、大切な人と一緒に飲んだりするのにちょうどいい一本です。何層にも変化する味わいを考えると、コスパは悪くないと思います。

こんな人におすすめ

  • ストレートで、繊細な味の変化をゆっくり楽しみたい
  • ジョニーウォーカーのシリーズが好きで、最上級のボトルを試してみたい
  • ウイスキー好きへの贈り物や、記念日の一本を探している

おすすめしない人

  • 普段はハイボールやロックで飲むことが多い
  • 強いスモーキーさや、飲みごたえのある味を求めている
  • 同じ予算でシングルモルトを選びたい

何層にも重なる繊細な味わいをストレートで楽しみたい人は、ジョニーウォーカー ブルーラベルをぜひ試してみてください。