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今回は、ジョニーウォーカーの「グリーンラベル15年」をレビューしていきます。
ブラックラベルなどとは違い、モルト原酒だけを使って造られた一本。同じジョニーウォーカーでも、飲んだ印象はずいぶん違いますね。
香りや味わいはもちろん、個人的に印象に残ったハイボールについても紹介します。
この記事の結論
- 1モルトや蜂蜜の甘さに、果実・草木の香りとスモーキーさが重なる
- 2ストレートで味の奥行きを楽しめるだけでなく、ハイボールも印象的
- 3甘さもスモークも楽しめる、少し飲みごたえのあるウイスキーを探している人に
基本情報
| 商品名 | Johnnie Walker Green Label 15 Year Old(ジョニーウォーカー グリーンラベル15年) |
|---|---|
| メーカー | ディアジオ(日本の輸入元はキリンビール) |
| 蒸留所 | タリスカー、カリラ、クラガンモア、リンクウッドを中心としたモルト原酒(スコットランド) |
| 産地 | スコットランド |
| 分類 | ブレンデッドモルト |
| 熟成樽 | アメリカンオーク樽 / ヨーロピアンオーク樽 |
| 度数 | 43% |
| 容量 | 700ml |
| 参考価格 | 5,500円前後(税込・2026年9月時点) |
| おすすめの飲み方 | ストレート・ハイボール |
グリーンラベル15年とは
グリーンラベル15年は、グレーン原酒を使わず、モルト原酒だけを合わせたブレンデッドモルトです。モルトとグレーンを合わせるブラックラベルなどとは、この造りが大きく異なります。
中心となるのは、タリスカー、カリラ、クラガンモア、リンクウッドの4つの蒸留所の原酒。いずれも15年以上熟成したモルトを使い、アルコール度数43%で瓶詰めされています。
島の蒸留所のスモーキーさと、スペイサイドのモルトが持つ果実感や甘さを組み合わせた味わい。キリンの発売時の説明(新しいタブで開きます)でも、それぞれの蒸留所の個性を残しながら、バランスよくブレンドしていると紹介されています。
ポイント
- グレーンを使わず、モルト原酒だけをブレンド
- タリスカー・カリラ・クラガンモア・リンクウッドが中心
- 果実や麦の甘さとスモーキーさを一緒に楽しめる
香り・味・余韻
それでは、香り・味わい・余韻をチェックしていきます。
香り
蜂蜜や麦の甘い香りに、リンゴや洋梨のような果実感が重なります。草木を思わせる青い香りもあり、甘さと一緒にすっと抜ける爽やかさを感じます。
その奥には樽の木の香りと、穏やかなスモーキーさ。煙だけが強く香るのではなく、モルトの甘さや果実、草のような香りの中に溶け込んでいますね。
味わい
口に含むとモルトの甘みが広がり、リンゴやバニラの風味が重なります。なめらかな口当たりで、甘みが強すぎず、麦の香ばしさも感じられます。
後半になると、スパイスや潮っぽさ、スモーキーさが顔を出します。甘い入り口から少しずつ味が変わり、果実の風味と樽のほろ苦さも一緒に楽しめますね。
余韻
飲み込んだあとも、麦の甘さと香ばしさが残ります。果実の風味に樽の木の香りが重なり、口の中から鼻へとゆっくり抜けていきます。
穏やかなスモークとスパイスが長く続くのも特徴です。甘さが引いても香りは残り、飲み終えたあとまで麦や煙の風味を感じられますね。
飲み方別の評価
ストレート・ロック・ハイボールの3つの飲み方で試してみます。
ストレート4.5
甘さ、果実感、スモーキーさをじっくり楽しめる飲み方です。口当たりはなめらかで、麦や蜂蜜の甘さのあとに、スパイスや樽の風味が残ります。
煙だけが強く主張するのではなく、甘さや果実の風味も感じられるのが良いところ。いろいろな味がありながら、まとまりがありますね。
ただ、飲みやすいからといって軽い味ではありません。スモーキーさやピリッとした刺激はあるので、そのあたりが苦手な人には好みが分かれそうです。
ロック4.0
氷を入れると、果実の爽やかさにスモーキーな風味が重なります。冷たい口当たりの中にもモルトの甘さが残り、すっきりしながら飲みごたえもあります。
後味にはほろ苦さがあり、甘いだけのロックにはなりません。ストレートとは違う、少しドライな飲み口を楽しめますね。
ハイボール4.5
炭酸で割ると、草木を思わせる爽やかな香りが広がります。果実感やモルトの甘みもあり、後味にはスモーキーさと軽い苦み。
個人的には、このハイボールには衝撃を受けました。草原や森林のような景色が浮かぶ感覚があって、ただフルーティー、ただスモーキーというだけではないんですよね。
すっきりした飲み口でも香りをしっかり楽しめるので、ストレートだけでなく、ぜひ炭酸でも試してほしい一本です。
グリーンラベル15年のネットでの評判
実飲ブログでのレビューから、良い声と気になる声をまとめました。
良い声
- 甘さ・果実感・スモーキーさのバランスが良く、香味が豊か
- モルトの飲みごたえがあり、価格に対する満足感が高い
気になる声
- スモーキーさが苦手な人には飲みにくい
- ハイボールでは苦みが目立ったり、味が軽く感じられたりする
確認したレビューでは、複数の香味がまとまっていることや、モルトの飲みごたえを評価する声が見られました。特にストレートを高く評価する人が多く、香りや味をじっくり楽しめる点が好評のようです。
ハイボールについては、薄く感じるという意見もあれば、香りや甘さを高く評価する意見もありました。私は草木のような爽やかさが印象に残ったので、軽い飲み口になっても十分楽しめると思います。
一方で、スモーキーさは確かにあるので、煙の風味を避けたい人に無条件で勧められるタイプではありません。
グリーンラベル15年の評価まとめ
| ストレートおすすめ | 4.5 |
|---|---|
| ロック | 4.0 |
| ハイボールおすすめ | 4.5 |
| コスパ | 4.5 |
| 総合 | 4.5 |
甘さや果実感だけでなく、草木の香りやスモーキーさまで楽しめるのが良いですね。いろいろな風味が重なっているのに、口当たりはなめらかで、まとまりのある味わいです。
じっくり飲むならストレートが良いですが、個人的にはハイボールも外せません。炭酸で割ったときの爽やかな香りには驚きがあり、飲み方を変える楽しさを感じました。
5,000円台を目安に買えるボトルとしては、香りも飲みごたえも満足できる内容。少し良いウイスキーを家に置いておきたいときに、候補に入れたい一本です。
こんな人におすすめ
- モルトの甘さとスモーキーさを両方楽しみたい
- 草木を思わせる爽やかな香りに興味がある
- ストレートでもハイボールでも楽しめる、少し良い一本が欲しい
おすすめしない人
- 煙やピートの風味が苦手
- 苦みやスパイスのない、甘く穏やかな味だけを求めている
果実の甘さとスモーキーさを両方楽しめるウイスキーを探している人は、ぜひグリーンラベル15年を飲んでみてください。
