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今回は、台湾で購入した「ジョニーウォーカー15年 シェリーフィニッシュ」をレビューしていきます。購入価格は、日本円でだいたい5,000円でした。
ジョニーウォーカーの15年といえばグリーンラベルが有名ですが、こちらは日本未発売のボトル。国内では情報も少ないので、どんな味なのか気になっている人もいるのではないでしょうか。
香りや味わいから、ストレート・ロック・ハイボールでの違いまで紹介します。
この記事の結論
- 1蜂蜜やドライフルーツの甘さがあり、口当たりはなめらか
- 2おすすめはロック。やさしい甘さと花のような香りを楽しめる
- 3濃厚さよりも、軽やかで甘いシェリー樽のウイスキーが好きな人におすすめ
基本情報
| 商品名 | Johnnie Walker Aged 15 Years Sherry Finish(ジョニーウォーカー15年 シェリーフィニッシュ) |
|---|---|
| メーカー | ディアジオ(Johnnie Walker) |
| 蒸留所 | カーデュ、クライヌリッシュ、グレンエルギンなどのモルト原酒(スコットランド) |
| 産地 | スコットランド |
| 分類 | ブレンデッドモルト |
| 熟成樽 | オーク樽で15年以上熟成 / ヘレス産シェリー樽でフィニッシュ |
| 度数 | 40% |
| 容量 | 700ml |
| おすすめの飲み方 | ロック |
ジョニーウォーカー15年 シェリーフィニッシュとは
ジョニーウォーカー15年 シェリーフィニッシュは、15年以上熟成したモルト原酒を合わせ、シェリー樽で追加熟成したブレンデッドモルトです。台湾では「封蜜雪莉桶」という名前でも紹介されています。
使われているのは、カーデュ、クライヌリッシュ、グレンエルギンなどのモルト原酒。グリーンラベルと同じくグレーン原酒は使っていませんが、原酒の組み合わせは異なります。グリーンラベルをそのままシェリー樽に入れた商品、というわけではないんですね。
仕上げには、スペイン・ヘレス産のシェリー樽を使用。ブランド公式の商品説明(新しいタブで開きます)では、ほのかな甘さと味わいの深みを加える製法として紹介されています。
名前の「15年」は、シェリー樽だけで15年間熟成したという意味ではありません。まず原酒を15年以上熟成させ、その後にシェリー樽で仕上げています。
ポイント
- 15年以上熟成したモルト原酒のみをブレンド
- スペイン・ヘレス産のシェリー樽で追加熟成
- グリーンラベルとは異なる原酒構成で、度数は40%
中国・台湾・マレーシア向けに発売
このボトルは、もともと中国・台湾・マレーシアの3市場向けに展開された銘柄です。2020年の発売紹介記事(新しいタブで開きます)では、当時この3市場限定で販売されていたと紹介されています。
背景にあるのは、中華料理とウイスキーを合わせて楽しむという提案。アジアの食卓に合う甘さや香りを意識して造られたとのこと。マレーシアの発表会でも、中華料理とのペアリングが披露されています。
なお、現在はオーストラリアの公式サイトにも掲載されており、今もこの3市場だけの限定品というわけではなさそうです。
香り・味・余韻
それでは、香り・味わい・余韻を順にチェックしていきます。
香り
蜂蜜やバニラの甘さに、レーズンや焼きリンゴのような果実の香りが重なります。生の果物の爽やかさより、火を通したり乾燥させたりした果実の甘い印象です。
ナッツの香ばしさやキャラメルのような香りもあり、フルーツを使った焼き菓子を連想します。ほのかな花の香りも混ざり、甘さの中にやわらかな華やかさがありますね。
味わい
なめらかな口当たりで、蜂蜜やキャラメルの甘さが広がります。ドライフルーツとチョコレートを思わせる風味もあり、香りにあったお菓子のような印象が続きます。
ナッツの香ばしさに、少し渋みやスパイスも加わります。濃厚な甘さがずっと続くというより、後半はややドライになり、甘い香りのわりに重たくない味わいです。
余韻
飲み込んだあとには、蜂蜜と甘い果実の風味が残ります。麦の風味も感じられ、やわらかな甘さが口の中に広がりますね。
その甘みを残しつつ、最後は少しドライに締まります。穏やかなスパイスや軽い渋みがあり、シェリーの甘い印象だけで終わらない後味です。
飲み方別の評価
ストレート・ロック・ハイボールの3つの飲み方で試してみます。
ストレート4.0
まず感じるのは、蜂蜜の甘さとやわらかな口当たり。ドライフルーツやナッツの風味もあり、ゆっくり香りを楽しみながら飲めます。
ただ、シェリー樽のウイスキーと聞いて想像するほど、濃厚ではありません。甘さの後に少しドライさがあり、飲みごたえは控えめ。どっしりした味を求めると、少し物足りなさもありますね。
その分、重たい甘さが続かず、気軽に飲めるところは好印象です。
ロック4.5
氷を入れると、蜂蜜のようなやさしい甘さが楽しめます。花を思わせる香りもあり、ストレートより軽やかな飲み口に。
濃厚なデザートのような甘さではなく、さらっと飲める甘さなのが良いですね。口当たりもやわらかく、構えずに楽しめます。
このボトルなら、個人的にはロックが一番。甘い香りを楽しみつつ、ゆっくり一杯飲みたいときに合っています。
ハイボール3.5
飲んでみると、甘みが結構しっかり出ています。ただ、甘さがずっと残るわけではなく、最後は意外とドライに締まるのが印象的でした。
よくあるシェリー系のウイスキーをハイボールにした感じで、特に嫌なところもなく、普通においしく飲めますね。
悪くはないんですが、個人的にはハイボール目当てでこの一本を買うほどではないかなと思いました。
ジョニーウォーカー15年 シェリーフィニッシュのネットでの評判
日本語の情報が少ないため、海外の実飲ブログや試飲記事を確認しました。
良い声
- 蜂蜜やドライフルーツの甘さがあり、口当たりがなめらか
- 氷を入れると甘さや花の香りが引き立つ
気になる声
- 味の厚みが控えめで、やや物足りない
- グリーンラベルと比べると、複雑さやまとまりで見劣りする
確認できた記事では、甘い香りとなめらかな飲み口が評価されていました。台湾の試飲記事にはロックを勧めるものもあり、この飲み方は相性が良さそうですね。
一方で、濃厚さや複雑さを求めると物足りない、という意見も。たしかに、じっくり飲みごたえを楽しむタイプというより、甘さを気軽に楽しむ一本だと思います。グリーンラベルの延長として期待するより、別の味として選ぶ方がしっくりきますね。
ジョニーウォーカー15年 シェリーフィニッシュの評価まとめ
| ストレート | 4.0 |
|---|---|
| ロックおすすめ | 4.5 |
| ハイボール | 3.5 |
| コスパ | 3.5 |
| 総合 | 4.0 |
シェリー樽のウイスキーでも、濃い味ばかりが良いわけではないですね。蜂蜜や果実の甘い香りを楽しめて、飲み口は軽やか。この親しみやすさが良いところだと思います。
特に気に入ったのはロック。やわらかな甘さがあり、ゆっくり飲んでいても重たく感じません。強い刺激や濃厚さより、穏やかな味で一杯楽しみたいときに合うボトルです。
ただし、15年熟成という名前から力強さや複雑さを期待すると、少しあっさり感じるかもしれません。ここは好みが分かれそうなところ。
日本では見かける機会が少ないですが、いつもと違うジョニーウォーカーを飲んでみたい人には、面白い選択肢だと思います。
こんな人におすすめ
- 蜂蜜やドライフルーツの甘い香りが好き
- 重たすぎず、ロックでゆっくり楽しめるボトルが欲しい
- 普段とは違うジョニーウォーカーを飲んでみたい
おすすめしない人
- 濃厚で飲みごたえのあるシェリー樽の味わいを求めている
- グリーンラベルと同じ味に、シェリーの風味を加えたものを期待している
甘い香りとやわらかな飲み口のウイスキーを探している人は、台湾などで見かけたらぜひ試してみてください。
