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今回は、日本では終売となった「バランタイン12年」をレビューします。
ドンキで1リットルのボトルが売っていたので、購入しました。国内の正規販売は終了していますが、こうして店頭で見つかることもあるんですね。
香りや味わいを確かめながら、ストレート・ロック・ハイボールでの違いを紹介していきます。
この記事の結論
- 1蜂蜜やバニラの甘さに、リンゴのような果実感とほのかなスモーキーさ
- 2ハイボールは甘さがほどよく残り、食事にも合わせやすい
- 3強烈な個性より、穏やかでバランスの良いスコッチを楽しみたい人に
基本情報
| 商品名 | Ballantine's 12 Year Old(バランタイン12年) |
|---|---|
| メーカー | ジョージ・バランタイン&サン(ペルノ・リカール) |
| 蒸留所 | グレンバーギー、ミルトンダフを中心とした40種類以上のモルト・グレーン原酒(スコットランド) |
| 産地 | スコットランド |
| 分類 | ブレンデッド |
| 熟成樽 | オーク樽(樽の詳しい構成は非公表) |
| 度数 | 40% |
| 容量 | 1000ml |
| おすすめの飲み方 | ハイボール |
バランタイン12年とは
バランタイン12年は、スコットランドのモルト原酒とグレーン原酒を合わせたブレンデッドウイスキー。12年以上熟成した原酒を使って造られています。
グレンバーギーやミルトンダフを中心とする40種類以上の原酒をブレンドし、果実の香りや甘さ、樽の風味をまとめた一本です。蜂蜜のような甘さとクリーミーな口当たりに、ほのかなスモーキーさが加わるのが特徴。
ファイネストより少し上のボトルとして親しまれてきた銘柄です。
ポイント
- 12年以上熟成したモルト・グレーン原酒を使用
- 40種類以上の原酒を合わせた、バランス重視のブレンド
- 蜂蜜や果実の甘さに、ほのかなスモーキーさ
終売後も店頭で見つかることがある
日本では2024年5月に正規販売が終了しましたが、店頭に在庫が残っていることもあります。
今回購入したのは1リットル瓶ですが、国内でよく販売されていたのは700ml瓶。探すときは価格だけでなく、容量やラベルも確認しておくと良いですね。
香り・味・余韻
まずは、香り・味わい・余韻を順にチェックしていきます。
香り
蜂蜜やバニラの甘い香りに、リンゴや洋梨の果実感が重なります。甘さは穏やかで、果実の少し酸味を感じさせる香りも拾えます。
奥にはトーストや麦を焼いたような香ばしさがあり、木の香りと軽いスモーキーさも。果実だけで華やかに香るタイプではなく、甘さと香ばしさが落ち着いてまとまっていますね。
味わい
口当たりはやわらかく、蜂蜜やクリームを思わせる甘さが広がります。リンゴや洋梨の風味もありますが、甘みは強すぎず、さらっとした飲み口です。
麦の香ばしさに樽の風味が加わり、後半には軽い苦みとスパイスが出てきます。ほのかな煙たさも混ざり、まろやかな甘さとビターな部分が釣り合った味わいですね。
余韻
飲み込むと、バニラの甘さと麦の香ばしさが穏やかに残ります。口に含んでいるときのクリーミーな印象を残しながら、樽の木の香りが広がります。
そこに軽いスパイスとスモーキーさが重なり、少しずつ落ち着いていく後味。甘さがしつこく残るわけではなく、飲み終わりにはほどよいすっきり感があります。
飲み方別の評価
ストレート・ロック・ハイボールの3つの飲み方で試してみます。
ストレート3.5
柔らかい口当たりと、甘さ・香ばしさのバランスを楽しめます。蜂蜜やリンゴの風味があり、ほのかなスモーキーさも加わって、落ち着いた味わいですね。
甘い香りのわりに飲み口はさっぱりしていて、重たさはありません。ただ、穀物の風味や少しざらつくような感じはあり、全く引っかかりがないわけではないです。
濃厚さや強い個性を求めると控えめですが、穏やかなスコッチを飲みたいときには合うと思います。
ロック3.5
冷やすと、果実の風味がすっきりして、麦や樽の香ばしさを感じやすくなります。甘さだけでなく、ほろ苦さやスモーキーさも出てくる飲み方。
ストレートより少しドライな印象で、後味のビターさは好みが分かれそうです。甘くまろやかなロックを想像すると、やや違うかもしれませんね。
さっぱりした口当たりで、樽や麦の風味を楽しみたいときに良さそうです。
ハイボール4.5
炭酸で割ると、リンゴのような果実感と、ほんのりした甘さが広がります。麦の香ばしさも残り、爽やかな飲み口でも味がぼやけません。
甘すぎず、後味には軽い苦み。食事と一緒に飲んでも合わせやすく、今回の中ではハイボールをおすすめしたいですね。
バランタイン12年のネットでの評判
実飲ブログでのレビューから、良い声と気になる声をまとめました。
良い声
- 口当たりがなめらかで、甘さや果実感のバランスが良い
- ストレートでも飲みやすく、ハイボールは食事に合わせやすい
気になる声
- 強い個性や飲みごたえを求めると物足りない
- ロックでは苦みやスモーキーさが目立つ
確認したレビューでは、口当たりのなめらかさや、味のバランスが評価されていました。ハイボールだけでなく、ストレートを高く評価する人もいます。
個性が控えめという声はありますが、食事と合わせるハイボールなら、その穏やかさが良いところだと思います。ロックのほろ苦い後味については、甘さを楽しみたいか、ドライに飲みたいかでも評価が変わりそうですね。
なお、価格の安さを評価する過去のレビューもありますが、終売前の販売価格が前提になっています。現在の価格とは分けて考えたいところです。
バランタイン12年の評価まとめ
| ストレート | 3.5 |
|---|---|
| ロック | 3.5 |
| ハイボールおすすめ | 4.5 |
| コスパ | 3.0 |
| 総合 | 4.0 |
派手さはありませんが、蜂蜜や果実の甘さに、麦の香ばしさやスモーキーさが重なるところが良いですね。どれか一つが強く主張するのではなく、全体がまとまった味わいです。
特にハイボールは、ほんのりした甘さとさっぱりした飲み口で、食事と一緒に楽しみやすい仕上がり。ストレートで穏やかな香りを味わうのも良く、気分に合わせて飲み方を変えられます。
終売となったのは残念ですが、今回のように店頭で見つかることもあります。希少さだけで選ぶのではなく、容量と価格を見ながら、納得できる一本を選びたいですね。
こんな人におすすめ
- 蜂蜜やリンゴのような甘い香味のスコッチが好き
- 食事に合わせやすい、甘さ控えめのハイボールを楽しみたい
- 強い個性より、穏やかでバランスの良い味を求めている
おすすめしない人
- 濃厚な味わいや、強い個性を最優先したい
- ほのかなスモーキーさや樽の苦みも苦手
穏やかな甘さで、食事と一緒にも楽しめるスコッチを探している人は、店頭で見かけたらバランタイン12年をぜひ試してみてください。
